敷き布団は身体の92%も支える役割をしているので、とても重要なものですが、残り8%を支える「枕」。これを間違えると眠りに大きな影響をあたえかねません。
特に肩凝り・首の痛みなどの症状が、枕を替えることによりなくなったという例も少なくありません。
正しい枕の姿勢の前に、正しい寝る姿勢について。 左の図のような自然に立った状態、これが人間にとって一番楽な姿勢と言われてます。
このまま横になった状態、それを示したのが下の図です。これが正しい寝る姿勢なのです。すなわち、より快眠が得られる姿勢と言えます。 |
上の図を見て、敷き布団と首よりうえの部分の隙間を埋めるのが枕の役割なのです。
上の図のように頭の部分が高かったり、首の部分が高かったりする片寄った枕だと普通に立っている姿勢に比べ、顎が上がったり引きすぎたりしています。
立った姿勢で顎を引きすぎてみたり、上げてみたりしてみてください。この状態が長時間続いたら苦しいことが想像できると思います。寝ていても同様なのです。寝ている際は足に体重がかからない分、楽に感じるのですが合わない枕は不自然な姿勢をつくりあげているのです。
そこで当店は枕の計測販売をしております。下の写真のように後頭部と首の部分の高さを計測し、枕の高さを調整するのです。
まず、どのような寝室環境(敷き布団など)をカウンセリングしてから上の画像のように計測器で後頭部を計測します。「高め・普通・低めと」とある程度高さを分別してから実際に寝てもらい、微調整します。
仰向け寝と横向き寝では枕の高さを変えなくてはならない
上の図のように寝姿勢の横向きと仰向け場合とでは首から頭部にかけての部分と敷き布団との隙間の高さがことなります。したがって、仰向けの場合と横向きの場合とどちらの高さにも対応した枕が必要になります。
当店で販売している枕は寝返りにも対応した63cmから70cmとワイドであり、枕の首に当たる部分はくぼみがあり、横の部分は多少高さがついております。この横の部分のみでも高さ調節できるので、ぜひ試寝してみてください。
備長炭エアセル枕(西川産業製)
備長炭エアセル枕:70cm×43cm 12,600円
色の黒いパイプ状の細かいビーズに備長炭の粉末を練りこんであるので、消臭効果があります。また洗濯できるので衛生的です(※選択の際、中のウレタンフォームを取り外すこと)。
枕についてお悩みの方はぜひご相談ください。
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ふとんの仕立て屋さん:運営者 ふとんの長谷川