敷き布団は大きくわけて、床や畳に直接敷く場合とベッドの上に敷く場合と2つのパターンに分けられます。
■ベッドの上に敷いている例
◆ベッドのフレームのみを使用している場合(すのこなど)
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温かさ★★★
体圧分散★★★
通気性★★ エアミール使用の場合★+2
手軽さ★★★
おすすめ木綿敷き布団 極上わた木綿敷き布団
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マットレスを敷いてそのうえに木綿敷き布団を敷くような形でしたら、木綿敷き布団は軽くて済みます。ただしウレタンのマットレスだと通気性が悪くカビの心配も出てきます。こまめに干す必要はあります。エアミールマットレスを使えは通気性抜群なのでカビの心配も少なくなります(毎日ではなくても敷き布団は干す必要はあります)。
温かさ★★★★
体圧分散★★★★★
通気性★★
手軽さ★★★★★
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腰痛の方にはこちらをおすすめします。4つ折り敷きなのでかなり扱いはラクです。敷き布団自体は干す必要はありませんが敷きっぱなしはカビの原因になります。除湿マットを下に敷くと効果的です。
こちらもカビ対策としてベッドと敷き布団の間に除湿マットを入れたほうがよいでしょう。
温かさ★★★★★
体圧分散★★★★
通気性★★ ★★
手軽さ★★★
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木綿敷き布団を持っているなら、その上にキャメル敷き布団を敷くことをおすすめします。保温力は抜群です。また、キャメルの弾力は適度に体圧を分散するため、腰痛の方にもおすすめです。
温かさ★★★★★
体圧分散★★★★★
通気性★★ ★★★
手軽さ★★★★
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通気性抜群のエアミールマットレスと吸湿性と保温力抜群のキャメル敷き布団の組み合わせは最高クラスと言って過言ではないでしょう。ベッドだけではなく、床や畳などでも使える組み合わせです。
こんな裏ワザ
夏はエアミールを上にして使うと通気性がいいので涼感が得られます。より蒸れなくすむことでしょう。
◆ベッドの上にスプリング式マットレスを使用している場合
ベッドフレームにはスプリング式マットレスが最も多いと思います。ただしこれは欧米で開発されたものです。湿った日本の気候だと、湿気がマットレス内にこもりカビなどのハウスダストの温床になっていることも。何かをこぼしたりしたら結構やっかいです。
スプリング式マットレスは通気を良くするための穴が横に開けるなど工夫されているものの、汗などの水分の発散力に関してや保温力に関しては疑問。
だからといって、捨てるのも無駄になるので次のような使い方をおすすめします。
温かさ★★★★★
体圧分散★★★★
通気性★★
手軽さ★★★
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スプリング式マットレスは厚いタイプが多いので薄めの敷き布団がバランス的に良いかと思います。キャメル敷き布団などは手ごろな厚さなのでスプリング式のマットレスにも違和感なく使えます。
温かさ★★★
体圧分散★★★
通気性★★★
手軽さ★★★
極上わた木綿敷き布団 (4kg) |
少し薄めの木綿敷き布団ならばスプリング式のマットレスでも違和感なく使えることと思います。保温性・通気性はマットレスのみよりははるかに改善されることでしょう。
特に、フローリングの場合はふとんを敷くと通気性がないので、カビになりやすいので通気性のよいエアミールマットレスを併用することをおすすめします。
当店で扱う4つ折り敷き布団のような1枚で使える敷き布団も片付けが楽でかつ、寝心地も抜群でとてもおすすめします。
温かさ★★★★
体圧分散★★★★★
通気性★★
手軽さ★★★★★
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フローリングの場合はこの敷き布団が一番手軽で楽に使えます。
羊毛だから保温性・発散性に優れるので干す必要もなく、立てかけておくだけで良いのです。これ一枚で十分ですので、一人暮らしの方におすすめです。
温かさ★★★★★
体圧分散★★★★
通気性★★
手軽さ★★★
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より暖かさを追求したいのならばこの組み合わせ。キャメル敷き布団のコシの強さは腰痛に対策になります。
温かさ★★★
体圧分散★★★
通気性★★★★★
手軽さ★★★
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木綿敷き布団1枚だと厚さが必要でありかなり重たく作らなければなりません。エアミールマットレスを使用すれば、6kgほどの厚さで保温性も十分確保できるので、比較的手軽に扱えます。
エアミールマットレス+キャメル敷き布団
温かさ★★★★★
体圧分散★★★★★
通気性★★ ★★★
手軽さ★★★★
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通気性抜群のエアミールマットレスと吸湿性と保温力抜群のキャメル敷き布団の組み合わせは最高クラスと言って過言ではないでしょう。ベッドだけではなく、床や畳などでも使える組み合わせです。
こんな裏ワザ
夏はエアミールを上にして使うと通気性がいいので涼感が得られます。より蒸れなくすむことでしょう。
それぞれのわたの特徴を図に示しました。ご参考ください。
種類/特徴 | 保温性 | 放湿性 | 耐久性 | 打ち直し | 重さ |
木綿わた | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | △ |
羊毛 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
らくだ | ◎ | ◎ | ◎ | × | ○ |
ポリエステル | × | × | × | △ | ◎ |
上記の表は当店独自の調査によるものです。
上記によると、らくだ、羊毛などの動物性のわたは保温力、放湿性に特にすぐれており耐久性も高いものとなっております。
羊毛に関しては打ち直し出来ます。
木綿に関しては保温性、放湿性に優れており、天日に干せばふっくらとする特性があります。そして、何よりの強みはつぶれても打ち直しで新品同様に蘇ることです。
らくだに関しては打ち直しは出来ません。
ポリエステルに関しては打ち直しを受けてくれるところはあるものの、敷き布団としての機能は劣ります。しかし軽いという利点はあります。
ただ、どのわたに関しても、生産・採取した地域によって差は出来きます。
これらのことをきちんと説明できるふとん屋さんなら心配ないでしょう。
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ふとんの仕立て屋さん:運営者 ふとんの長谷川